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蓮田松韻高校は、「学びたい!」を実現できる単位制の学校です。
本校の単位制は、進路希望や興味・関心に応じて必要な科目や好きな科目を選んで学ぶことができます。
また、校是「松風水月」及び校訓「誠実・挑戦・感謝」の精神の下、自ら未来を切り拓く力を持ち、心豊かな生徒の育成を目指しています。
蓮田松韻高校は「夢に向かってチャレンジし、新しい自分に出会える学校」です。
楽しい仲間、優しい先輩、熱い先生方と一緒に、新しい高校生活の第一歩を踏み出しましょう。
埼玉県立蓮田松韻高等学校長 早川 光男
校長室より
第13回卒業証書授与式式辞
卒業式式辞(令和4年度)
厳しかった冬の寒さも和らぎ、新しい春の訪れが感じられる今日の佳き日に、保護者の皆様の御臨席を賜り、埼玉県立蓮田松韻高等学校第13回卒業証書授与式を挙行できますことは大きな喜びであり、関係する皆様に感謝申し上げたいと思います。
ただいま卒業証書を授与いたしました153名の皆さん、卒業おめでとうございます。皆さんは、「誠実・挑戦・感謝」の校訓のもと、3年間の教育課程を無事終了し、めでたく卒業の日を迎えることとなりました。これは、皆さん が、たゆまぬ努力を積み重ねてきた結果であります。本当によく頑張りました。素晴らしいと思います。
今日この日を迎え、皆さんは今、どのような事を感じているでしょうか。おそらく、それぞれが在学中の印象深い出来事を思い出しているのではないかと考えられます。高校時代で経験した様々なことは、かけがえのない財産となり、今後皆さんの生活をしっかりと支えてくれることでしょう。
思い起こせば3年前、皆さんが本校に入学する時には、すでに世の中はコロナ禍で、その対応が卒業を迎える今日まで続くとは誰もが想像していませんでした。皆さんの高校生活は、常に感染防止を意識し様々な制約を受けるとても窮屈な日々だったと思います。1・2年次は、修学旅行をはじめとして、たくさんの学校行事や部活動において計画の変更や中止を余儀なくされました。分散登校などで学びの機会が失われ、残念な思いを何度となく繰り返したことでしょう。3年次になった今年度に入り、ようやく学校生活は平常時に近い形に戻すことが出来ました。6月の体育祭、弾けるような笑顔、精一杯競技をする姿、仲間を応援する様子、ダンス発表など、どれも素晴らしいものでした。私も着任して初めての大きな行事でしたが、皆さんが躍動する姿を見て、胸が熱くなったことを記憶しています。9月の文化祭は限定的ですが保護者の皆様にも御来校を頂き、クラス企画等をしっかり実施することが出来ました。10月富士急ハイランドへの遠足では、仲間達との楽しいひと時を過ごすことも出来ました。一方、卒業後の進路実現という点でも、皆さんは本当によく頑張り、本校を応援してくださる方々に胸をはって報告が出来るような素晴らしい結果を残してくれました。このことは、「11期生は厳しいコロナの状況下でも、最後の最後まで頑張っていた」と語り継がれることになるでしょう。
皆さんは本日を持って本校を卒業し、それぞれが待つ新たなステージへと進みます。進学する人は、4月からはより高度で専門的な勉強をすることになります。就職して新社会人となる人は、自立した生活を送ると同時に、担う役割も増えてゆくことでしょう。立派な成人となった皆さんの行動には、大きな期待と責任が伴いますが、決して臆病にはならずに、若者らしく溌溂と歩み続けて欲しいと思います。
さて蓮田松韻高校を旅立つ皆さんに、私からは「目標を実現した人」という内容で少しお話をしたいと思います。
1人目は、ネルソン・マンデラ氏です。マンデラ氏は南アフリカ共和国の政治家・弁護士で、人種隔離政策(アパルトヘイト)の完全撤廃につくした方です。アパルトヘイトとは白人と非白人の関係を規定する政策で、このことで多くの人たちが約半世紀にもわたり迫害を受けました。マンデラ氏は、反アパルトヘイトの活動を続けたことで46歳の時に国家反逆罪で終身刑を言い渡され、その後27年間も獄中で過ごします。彼は獄中にあっても手紙や書簡で活動を続け、アパルトヘイト撤廃と南アフリカを「人種を問わず等しくチャンスのある国にする」という夢を語り続けました。その取り組みは第7代大統領フレデリック・デクラーク氏に注目され両者の会談が実現、マンデラ氏のビジョンに共感したデクラーク氏は大統領特赦でマンデラ氏を釈放、その後二人は協力してアパルトヘイトの撤廃を果たします。二人の功績には1993年ノーベル平和賞が贈られ、マンデラ氏は後に第8代大統領にもなります。獄中でも絶望することなく活動を続けた彼の人生は、「夢を目標に変えて現実を変えた」と言われています。マンデラ氏の次の言葉は、成功と目標を考える上で示唆に富んだものなので紹介しておきます。
「成功するために大切なのは、どこから始めるのかではなく、どれだけ高く目標を定めるかである」
もう一人、目標を実現した人を紹介します。それは、先日開幕したWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)に、メジャーリーグ・エンジェルズから参加している日本代表の大谷翔平選手です。投打二刀流の活躍でメジャーリーグを代表するスターといえる大谷選手ですが、高校入学時から大きな目標を立てていたそうです。それは「日本一になる」「日本人最速となる160kmを記録する」「ドラフトで8球団から1位指名を受ける選手になる」などです。彼が高校時代に作成していた『目標達成シート』というものを見たことがありますが、驚くことがありました。それは細かい沢山の目標の中に「道具を大切に使う」「信頼される人間」「あいさつ」「ゴミ拾い」「仲間を思いやる心」といったキーワードが出てくるのです。全ては野球で結果を出す為の事なのですが、とても感心しました。彼はこれらの事を具体的に行っていくことで、次々に目標をクリアしていったのでしょう。現在28歳の大谷選手の事を考えたとき、皆さんの10年後はどうなっているのだろうかと想像しました。どうか皆さんも、より高い目標を立てて実現出来るように、大いに頑張って欲しいと思います。
今後、新型コロナウイルスへの対応が変わることで、停滞していた社会生活が物凄い速さで動きを取り戻すかもしれません。しかし、世界各地の戦争や災害の状況、地球温暖化に伴う環境変化、世界的な人口増加に伴う食料不足、物価高や様々な事件事故のニュース、働き方生き方改革に伴う生活の変化など、社会的課題は実に多く、全てを予測することは難しいと思います。このような時代だからこそ、皆さんは、自分の選んだ道を信じ、自分の可能性に賭ける勇気と決断力を持って、これからの人生を切り開いて行って欲しいと思います。
最後になりますが、本日、皆さんがこうして無事、卒業の日を迎えられるのは、常に変わらぬ愛情を注ぎ、励まして来られた御家族や、ある時は厳しく、また、ある時は温かく指導してくださった先生方、そして何よりも地域の方々の温かい御支援があったからです。これらの方々への感謝の気持ちを忘れず、将来は自立した社会人として、たとえ小さなことでも一人ひとりが自分に出来ることをしっかりと社会に返していくことで、地域を支え、日本を担う人材になって欲しいと思います。
保護者の皆様、お子様の御卒業、誠におめでとうございます。これまで本校の教育活動に御理解と御協力いただき、誠に有難うございました。心より感謝申し上げます。
それでは、卒業される皆さんが、これから、それぞれの場所で、豊かな人生を送られることを心から祈念して、式辞といたします。
令和五年三月十一日
埼玉県立蓮田松韻高等学校長 早川 光男
人の心を動かすもの
昨日、東部地区高校音楽祭に行ってまいりました。本校は、先日の合唱部・吹奏楽部に続いて2年次音楽選択者の生徒達が参加してくれました。事前の練習ではかなり緊張している様子がうかがえましたが、舞台上で演奏・合唱する生徒達の様子は実に堂々としており、最初から最後まで立派な姿を披露してくれました。演奏を聴きながら、10月に引率した沖縄修学旅行の出来事を思い出しました。民泊で沢山の方々にお世話になりましたが、お褒めの言葉も沢山頂きました。生徒達は舞台上で相当緊張したと思いますが、それぞれが持っている力を十分に発揮して、素晴らしいステージを魅せてくれたと思っています。本当によく頑張りました。その場にいることが出来て、校長としては凄く幸せでした。かけがえのない時間を頂くことが出来ました。とても嬉しかったです。感動で胸が熱くなりました。ありがとう。
本気でやる姿があれば、そこにはおのずと応援してくれる人々の力や想いが集まってきます。今回2年次のメンバーが頑張ってくれた事で、私には松韻高校の明るい未来への兆しが見えたと実感しています。今後色々な方々の助言やエールを頂きながら、生徒達とともにさらに頑張っていきたい、もっと成長したい、と気持ちを新たにしました。校訓『誠実・挑戦・感謝』を大切にして、これからも生徒達と共に頑張っていきたいと考えています。
1月はあっという間に・・・
3学期が始まったと思っていたら、もう1月末になっていました。
3年生の卒業考査もあと2日、いよいよラストスパートです。
1・2年生の授業も、残り3週間を切りました。大詰めです。
締めくくりの大事な時期なので、生徒達にはともかく健康と安全を
第一に過ごして欲しいと思っています。頑張りましょう。
年度末が近づき、いよいよ令和5年度に向けた準備もスタートします。
2月22日・24日には公立高校入試もありますが、本校としてはその前に
2月4日(土)の第4回学校説明会をしっかり行うために準備を進めています。
参加申込をされている方々のお名前を見ると、2度目・3度目の「リピーター」が
たくさんいるのが分かります。中には全4回皆勤という方もいます。嬉しいです。
当日は、出来るだけ沢山の方々とお話ができるようにしたいと考えています。
蓮田松韻高校は、14年目の春に向けても動き出しています。
受験生を最後の最後まで応援しています。
美味しくいただきました。
お昼過ぎに校長室に3年生の男子生徒が来ました。
その手には、カードとラッピングされたお菓子がありました。
3年生の選択科目『調理』の授業で作ったパウンドケーキを
持ってきてくれた、というのです。
カードには
「調理選択者で、日頃よりお世話になっている先生方にプレゼントを
作らせていただきました。ささやかではありますが、授業の成果を
味わっていただけたら幸いです 3年調理選択者一同」
と書かれていました。
思いがけないプレゼントと手作りのカードを手にして、何だか
とてもホッとする時間を作ってもらえました。
早速、昼食後のデザートとして食べさせていただきました。
ふわふわした食感とすっきりとした甘さを堪能しました。
調理選択者の皆さん、ありがとうございます。
美味しくいただきました!
3年生頑張れ!
おはようございます。
1月も後半へ、という時期になりました。
今朝の打ち合わせでは、「3年次は卒業考査1週間前です」という声が聞かれました。
先週学校が始まったと思いきや、3年次は残り1週間で通常授業が終了です。
現在の3年次生は、入学時からコロナ禍で3年間本当に大変だったと思います。
しかしその中でもやるべきことを積み重ね、本当に頑張ってきました。
いよいよ最後の試験、どうか全力を尽くして有終の美を飾ってほしいと思います。
さて3年生といえば、高校受験を控えた中学3年生も、いよいよという時期になりました。
昨年の夏以降、学校説明会や部活動体験、個別の学校見学など様々な機会に沢山の中学生とお会いしました。
埼玉県の公立高校入試まであと1か月というところです。不安や迷うことも多々あると思うのですが、是非
体調管理をしっかりして、受検当日を迎えて欲しいと思います。
蓮田松韻高校は今年度、入学前から頑張る受験生を応援するということで、様々なメッセージを送らせていただ
いています。高校選びのお話から、受験勉強の仕方、面接試験への準備、不安への対処の仕方など、中学生の為
に出来ることは何でもやろう、と今でも話をしています。最近ご質問のお電話などをいただくことがありますが、
とても嬉しく思います。大歓迎です。まだ時間は十分ありますので、知りたいことや聞きたいことがあれば、遠
慮なくお電話をください。お待ちしています。 蓮田松韻高校 048(768)7820
また、2月4日(土)最後の学校説明会も着々と準備が進んでいます。是非ご参加ください。
最後の最後まで、頑張る中学生を応援しています。
頑張れ高校3年生!! 頑張れ中学3年生!!
高校入試への疑問にお答えします
本日夜、イブニング説明会を実施しました。
今年度としては最後の回となりましたが、
沢山の方に足を運んでいただきました。
ありがとうございました。
この後は、2月4日の第4回学校説明会に向けて
準備を進めてまいります。
面接試験に向けたアドバイスをする予定です。
皆さん是非御参加ください。
本校は最後の最後まで受験生をとことん応援します。
もしまだ受験で迷っていることや疑問、不安な事が
ありましたら、お話を聞かせて頂きます。
平日の8時~17時に学校までお電話ください。
048(768)7820
保護者の方の御都合に合わせる形て、夕方以降の
夜の個別相談等も十分可能です。
勉強の相談にものります。
遠慮なくご連絡ください。
よろしくお願いします。
3学期始業式式辞
おはようございます。令和5年になりました。改めまして、皆さん、あけましておめでとうございます。お正月を元気に過ごすことが出来ましたか。
さて、3学期の始業式です。この1年間最後の学期、締めくくりの3か月が始まります。今日からまた頑張ってゆきましょう。新しい年になったのですから、気持ちも新たにスタートして欲しいと思います。
2学期の終業式で皆さんには、「新年3学期は総仕上げの時期、冬休み中に目標を考えてください」と話しました。さてどうでしょうか、何か考えてみましたか。考えてみただけでなかなか行動が伴わないという人は、松韻手帳1月の欄に目標を書きだして時々内容を確認して見たり、あるいは担任の先生に「○○を頑張ります」と宣言したりというのはどうでしょうか。自分で自分を鼓舞する、モチベーションを高めることはとても大事です。3学期もニコニコ・ハキハキ・キビキビと元気に行動しましょう。
私も冬休み中に色々な事を考えました。そして皆さんが出来たら良いなぁと考えた事がいくつかあります。その中で大事な事を2つ、お伝えしておこうと思います。
1つ目は、「時間を守り、大切にする」ということです。
2学期全体を振り返る会議の中で、複数の先生方からこんな話が出されました。それは、「2学期は少し時間にルーズになった」という内容です。よく言われることですが、1・2・3学期の真ん中にあたる2学期は、気持ちが緩みがちになり、時間的にも行動面でも緊張感がなくなるようです。その結果、遅刻が増える、色々な締め切りを守れない、出来ないけど仕方ないとあきらめてしまう、というような事が増えたようです。何となく心当たりのある人は、今日このタイミングで一度リセットしましょう。3学期は本当に短いですから、まずは今学期だけでも皆勤賞をとるつもりで頑張って欲しいと思います。もちろんこれまで順調にやって来られた人は、この後もしっかり継続してください。時間を守る、時間を大切にするということは、社会人では当たり前の事です。「時間を制する者は人生も制する」という言葉もあります。どうか意識してみてください。
次にもう1つの大事なことは、「積極的に活動する」ということです。
皆さんが勉強や部活動に取り組む時、誰かに指示されたことをただ漫然とこなしているだけでは、仮に良い結果が出たとしても達成感はとても少ないと思います。また、こんな話を耳にしました。「日本人は自己主張が少なく、自分はこうしたいということを人前ではなかなか話せないですね」と。この話は私が数日前、アメリカで大学生を相手に授業をしている20代の日本人から直接聞いたのですが、ちょっとショックでした。これから皆さんは、自らの力で自分の望む未来を切り拓いて掴んでゆかなければなりません。将来世界中の人々と協力して何かを行う場面も増えるかもしれません。そう考えると、誰かの指示を待っているだけでは十分とは言えません。自分がやろうとしている事に対して自分で目標ややりがいを見つけ、とにかく積極的に活動した方が良いのです。失敗を恐れないでください。たとえ難しいことにチャレンジする場合でも、今日よりは明日、明日よりは明後日と自分が成長する姿をイメージしてください。始めるのに遅いということは、全くありません。前向きに積極的に活動して欲しいと思います。私は、頑張る皆さんを応援し続けていきます。とにかくやってみましょう。
最後になりますが、高校生の皆さんは今の日本社会においては、とても難しい年代を生きているという事を自覚してください。高校3年で18歳の誕生日を迎えた途端に、皆さんには大人としての責任や立ち居振る舞いが求められます。さらに、家庭や地域社会の中でも様々な役割を求められるかもしれません。時には様々な事が一度に重なって、心身ともに疲れてしまう事もあるでしょう。そんな時には、一人で悩まずに友達や先生方、教育相談員さんなどに話をしてください。私も相談にのりたいと思います。校長として一番大事に思う事は、本校の生徒全員がとにかく元気に生活してくれることです。どうか皆で支え合い、認め合い、高め合ってゆきましょう。3年生は3月11日の卒業式を、1・2年生は終業式を元気に迎えられるように、今日から時間を守り積極的に活動してください。
令和5年も『誠実・挑戦・感謝』で、一緒に頑張りましょう。以上です。
あけましておめでとうございます
新年あけましておめでとうございます。
旧年中は沢山の皆様に御協力頂き、大変お世話になりました。ありがとうございました。
さて令和5年がスタートしました。気持ちを新たにして、本年も頑張ってまいります。
コロナの状況が心配ですが、教職員と生徒達が協力してより良く3学期が過ごせればと考えています。
引き続き保護者の皆様や関係する各方面の方々にも、御協力を頂ければと思います。
どうぞよろしくお願いします。
在校生は10日(火)の始業式からスタートします。
全員が揃って元気に登校してくれることを期待しています。
特に3年生は実質3週間で卒業試験まで終える日程です。一日一日を大事にしてください。
1・2年生も仕上げの3学期です。是非とも良い結果につながる日々にして欲しいです。
受験を目指す中学3年生の皆さんも、本当に大事な時期だと思います。
心配なことや疑問に思うことがあれば、是非お話を聞かせてください。
どうぞ遠慮なく、本校までお電話をください。(048-768-7820)
蓮田松韻高校は、今年も元気にスタートしています。
どうか本年もよろしくお願いします。 学校長 早川 光男
新年は4日からお待ちしています(校長室より)
明日29日より蓮田松韻高校は年末年始のお休みに入ります。
蓮田市をはじめとする沢山の関係者の方に支えて頂き、
松韻高校は無事に年の瀬を迎えることが出来ました。
心から感謝申し上げます。ありがとうございました。
新年は1月4日(水)より校務を再開します。
在校生の指導はもちろん、本校への入学を目指して頑張る
中学生(受験生)を最後まで全力で応援してまいります。
3学期も、「チーム松韻」は一丸となって頑張りますので、
どうぞよろしくお願いします。
<中学生と保護者の皆様へ>
入試の相談事や受験勉強について、気になることがありましたら
是非松韻高校までお電話をください。 048(768)7820
*冬休み中でも大丈夫です。8:25~16:55に掛けてください。
皆様どうか良い新年をお迎えください。
2学期終業式式辞
おはようございます。毎日寒い日が続きますが、皆さん元気に過ごしていますか。北日本や日本海側では記録的な雪が降っているというニュースを耳にします。本当に大変ですよね。私たちが暮らす関東地方も冷え込みが厳しく、とても乾燥していますので、体調管理には十分注意してください。
さて、終業式となりました。
9月からの4か月間、皆さんの2学期は充実していましたか。2学期の始業式で、皆さんに2つお話をしました。それは「2学期を明るくポジティブに過ごそう」ということと、「友達と助け合い、お互いを高め合う関係を作ろう」ということでした。どうでしたか。
2学期は、9月9日・10日の文化祭でスタートしました。保護者の皆様にも御来校頂き、クラス企画等も無事実施することが出来ました。どのクラスも良く協力して取り組んでいて、工夫に富んだ良い内容だったと思います。10月の修学旅行では、2年生の行動や挨拶がとても素晴らしく、民泊先の方々から沢山のお褒めの言葉を頂きました。私も引率をしていましたが、本当にしっかりと行動が出来ていて、大変嬉しかったです。とても思い出に残る3日間になりました。学期の後半にはマラソン大会、進路行事、生徒会選挙、保健教育や人権教育の講演会、3年生の球技大会、そして避難訓練と、少しずつですがコロナ前のような状態に戻りつつあります。そして、2学期もたくさんの部活動が頑張っている様子が伝えられました。また皆さんが協力して黙食を続けてくれた事もあり、学級閉鎖や学年閉鎖等の数はとても少なく抑えることが出来たと思います。無事に2学期末を迎えられたのは、皆さんが明るくポジティブに活動し、助け合い高め合いながら過ごしてくれたからです。それから「校長先生、松韻高校の生徒達はとても元気に挨拶をしてくれますね。素晴らしいです。」と言われることが本当に増えています。さらに11月と12月は、私も出張することが多かったのですが、体育の授業前や下校時に正門前を通りかかった生徒数名が門を開けて、私の車を送り出してくれたことが度々ありました。優しい気遣いをうけて、元気に出張へ出発することが出来ました。この場を借りてお礼を言いたいと思います。どうもありがとうございました。2学期も皆さんは様々な場面で本当によく頑張ってくれました。ご苦労様でした。
明日からの冬休みは少し長めの17日間です。その後迎える新年3学期は、1年間の総仕上げの時期になります。どうか休みの期間を利用して、心身のリフレッシュと共に、新たな年を迎えるにあたっての目標を考えてください。
3年生は、卒業へと向かう残り少ない日々です。最上級生として最後まで気を引き締めて、後輩達にその頑張る姿を見せてください。コロナ禍での大変な高校3年間でしたが、皆さんは本当に耐え忍んで努力を重ねてきました。その姿は立派です。進路については、もうすぐ全員決定というところまできています。3学期は病気や怪我にも気をつけて、残り少ない学生生活を大切にして、どうか有終の美を飾ってください。お願いします。
2年生は、進路決定に向けてしっかりと地に足をつけて全エネルギーを集中していきましょう。今年も3年生は素晴らしい実績を残しています。2年生にも是非その後に続いて欲しいと思います。夢の実現に向けて、自ら行動を起こし、着実に努力を重ねることが大事です。修学旅行で皆さんが見せた行動力の良さは本物だと思います。今度は自分の将来の為に十分に時間をかけて準備をしてください。必ず出来ます。本気で頑張りましょう。
1年生は、勉強に全力投球です。3学期は本当に短く、定期考査は学年末考査の1回です。これまで順調に来た人は、最後まで力を出し切りましょう。心配な教科・科目がある人は、冬休み中の時間もしっかりと使い、早め早めに勉強を進めてゆきましょう。決して後回しにはせず、自分の力を信じて最大限の努力をしてください。先生方もしっかり準備をして指導をしてゆきます。最後に達成感と結果が残る3学期にしてゆきましょう。
最後になりますが、新しい年を気持ちよく迎えるために、今年の残り1週間で出来る事をしっかりやって欲しいと思います。大掃除を含めて、是非家の手伝いもしてください。また世の中の起きている様々なニュースにも関心を持ってください。私も令和5年の蓮田松韻高校が、今年よりさらに明るく元気な学校になるために何をすれば良いか、じっくり考えてみようと思います。そして皆さんの頑張りに負けないように、向上心を持って3学期に臨むつもりです。1月10日始業式には全員が元気に揃い、『誠実・挑戦・感謝』で1年の良いスタートが出来る事を願っています。どうか充実した良い冬休みを過ごしてください。以上です。
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