松韻高校情報

No.547 食事会

 

 「このたび『調理』選択者で食事会を開催することになりました。日ごろお世話になっている先生方に授業の成果を味わっていただきたいと考えております」

 

 そう書かれた招待状が校長室に届いた。校長が嬉しそうに調理室に走っていった。水曜日(1月22日)の4時間目だった。吾輩も後ろから追いかけた。

 

 

 サラダ、ジェリエンヌスープ、マカロニグラタン、コヒーゼリー。

 校長は残さず食べた。吾輩のことなどまったく気に留めず、残さず、全部、うまそうに食べてしまった。気が利かぬ校長だ。吾輩も食べたかったニャ~。

 

〈気になる言葉〉

「レフ・トルストイは、十六歳年下の若い娘と結婚した。彼は自分と彼女の間に秘密があってはならないと考え、若いときの悪行をすべて綴った日記を、十八歳の結婚相手である彼女に手渡し、読ませた。トルストイにしてみれば、そうしなければ気がすまなかったのかもしれないが、若い彼女には耐えがたいことだったろう。」福田健『人の品格は「話し方」にあらわれる』知恵の実文庫 2019 pp.44-45