松韻高校情報

2015年5月の記事一覧

人権集会あいさつ

皆さん、こんにちは。さきほどは生徒総会お疲れ様でした。これから、人権集会です。

 




 人権の歴史については、今までさまざまな場面で学んできたかと思います。私達が、人間らしく生きていくための、基本的な自由と権利、それを、基本的人権といいます。基本的人権は、とても大切な権利なので、日本国憲法でも、最も大切な3原則のうちの1つとされています。ちなみに日本国憲法の3原則は、こたえられますか。

 次の3つが日本国憲法の3原則ですね。 ①基本的人権の尊重 ②国民主権 ③戦争放棄 です。先ほども触れましたが、人権とは「人間が人間らしく生きていくために社会によって認められている権利」、「人間が生存と自由を確保し、それぞれの幸福を追求する権利」です。

 昨年、本校ではクラス討議等を経て、全校集会の場で、蓮田松韻高校生徒会として人権宣言をしました。これは、次の2点において、実に画期的なものでした。まず一つ目は、生徒のみなさん自身がクラス討議等を経て、身近なものとして取り組み、生徒会として宣言した。このことが素晴らしいことでした。次に、学校における「いじめ」等、人権を侵害する大きな事件が起き、社会問題化している中での取り組みで、解決のモデルを提示したという意味でたいへん素晴らしかったと思います。従って、多くのマスコミ、テレビや新聞等で取り上げていただきました。

 わたしは、1点目のみなさんで作り上げたということ、これが大事なことだと思います。このようなやり方をビルトアップとかボトムアップといいます。身近な人と話し合いながらだんだん大きな組織でまとめていく、先生方に言われたからではなく、我がこととして考える。素晴らしいことです。見方を変えるとある組織や集団、これから皆さんが卒業した後での企業や、上級の学校など、ある決定や取組をする際は多くの場合、このやり方は参考になります。ぜひ活用してください。

 さて、また一方で人権を考える際は、「人権感覚」の形成が重要であるとよく言われます。頭でわかる、考えればわかるではなく、「感覚」として身に付けてほしいということです。「自分がされて嫌なことではないのか。」と確かめたり、あるいはその人の立場と自分を置き換えてみてどうかなと考えたりなど、他者の痛みを我がこととして感じる「感覚」として身に付けていってください。

 宣言の後には、スマホルールの確認もあるようです。こちらも人権を語る上では避けて通れないものです。画像をのせる、ラインで個人情報を流すなどの人権侵害はあってはならないことです。八木橋前校長先生も「ならぬことはならぬ」と皆さんにずっとお話ししてきたそうです。もう一度ルールやマナーを確認してください。

 体育祭を前に体育委員の人たちもスマホ等のルールについて考えていただいていると聞いています。蓮田松韻高のルールとして先生たちもしっかり指導していきますので、みなさんも協力して守っていきましょう。

 皆さんの人権感覚がしっかり育ち、より良い関係が築けることを願っています。

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