松韻高校情報

2016年4月の記事一覧

平成28年度 第7回入学式式辞

〈平成28年度 埼玉県立蓮田松韻高等学校第7回入学式〉
 式 辞
 黒浜の大地が、春の訪れの喜びに満ち、吹き渡る風が舞い落ちる桜の花びらを一層輝かせる。今まさに春爛漫のこの佳き日に、
蓮田市長 中野和信様 代理 蓮田市教育委員会学校教育課 
副主幹兼指導主事 隈元俊介様 はじめ、ご来賓の方々のご臨席のもと、また多数の保護者の皆様のご出席を戴き、埼玉県立蓮田松韻高等学校第7回入学式を挙行できますことは、私たち教職員一同にとりまして、大きな喜びであります。本日ご臨席の皆様に篤くお礼を申し上げます。                                                       
 ただ今入学を許可いたしました240名の新入生の皆さん、入学おめでとうございます。保護者の皆様には、お子様のご入学を心からお祝い申し上げます。           
 新入生の皆さんは、今、改めて高校入学の喜びをかみしめるとともに、これから始まる高校生活への期待と不安に胸の高まりを感じていることと思います。今の感激を忘れず、決意を新たに、充実した高校生活を送っていただきたいと思います。また、皆さんが今日この晴れの日を迎えることができたのは、皆さん自身の努力の結果であることはもちろんですが、愛情に満ちた保護者の励ましや、中学校の先生をはじめ多くの方々のお力添えがあったということも決して忘れずに、感謝の念を持って高校生活を送ってほしいと願っています。      
 新入生の皆さんは本日から松韻高等学校の生徒としての生活が始まります。これからの3年間は、長い人生の中ではほんのわずかな年数にすぎませんが、皆さんが心身共に大きく成長していく大事な時期であり、将来を決定する重要な意味のある3年間です。そのためにはぜひ。学校内に活躍の場を求めてください。部活動でも勉強でも行事でも結構です。蓮田松韻高校は皆さんが充実した生活が送れるように様々な活躍の場を用意しています。もし、学校が詰まらないと思ったら、クラスや部活や行事の中に飛び込んでみてください。きっと先輩方のように充実した笑顔の元気な学校生活が送れるはずです。
 ここで、皆さんに、これからの高校生活を充実したものとするために、三つお願いをしておきます。
                              
 一つ目は、「夢を探し、探した夢の実現に向け、具体的に自分を高める努力をしてほしい。」ということです。
 アメリカ大リーグで活躍した松井(まつい)秀喜(ひでき)選手の母校、石川県の星稜高校の練習場には「心が変われば行動が変わる、行動が変われば習慣が変わる、習慣が変われば人格が変わる、人格が変われば運命が変わる」という監督の教えが掲げられています。自分から具体的に、動かない限り、夢は近づいてはくれません。夢は目標という言葉に置き換えてもよいと思います。目標を持ち、本気でその実現を目指そうとすれば、自然と人の行動は変わってくるものです。自分が変われば運命までも変えられます。今日できなかったことを一つでいいから、明日はできるようにする。ひとつ目標を達成することで、自信が芽生えます。一歩ずつ成長していく自分が確認できれば、高校生活への意欲がより高まることと思います。
  
 二つ目は、「実際に目を見て話し、ともに汗する中で、真の友人をつくって欲しい」ということです。「人間」という言葉は、人の間と書きます。人は支え合って、人の間で生きている生き物なのです。私達は仲間とともにあってこそ、人間として生きていくことができます。最近では、多くの人が、携帯電話やスマートフォンなどで、実際に顏を見ないで、様々な交流をしています。しかし、直接の交流でないことや、成りすましや言葉の行き違いなど、様々な事件や事故が起きています。ここ数年、本校では、生徒たちが自ら「スマートフォン」のルールを作っております。また、生徒みずからがいじめ根絶宣言をするなど真の友人作り、人間関係づくりのための取り組みを行い、県内外から大変高い評価を受けました。授業や部活動でともに同じ場所、同じ時間を過ごし、時には行き違い、時にはぶつかり合い苦しみの中で、良い友人関係はできます。信頼できる仲間を作り、信頼しあうことです。「友情を温めながら生きることが、大きな希望の元となります。」一人でも多くの良き友人と巡り会えることを願っています。
  
 三つ目は本を読む習慣、活字を読む習慣をつけてほしいということです。本を読むと知識が増え、物語の中で想像すらできなかったようなたくさんの体験をすることができます。あたかも他者の人生を生きるがごとき経験ができます。いろいろな考えを知り、心が広くなります。はじめは、自分の好きな分野で読み始めてください。本校にも立派な図書館があります。読書は学習の基本でもあり、習慣になるととても楽しいものです。ぜひ取り組んでください。また地域の新聞販売店の協力の元、毎日クラスに各社の新聞が届けられています。まずは見出しから読み、気になったら記事の中身までよみすすめていただきたいものです。
 
 次に、保護者の皆様に申し上げます。これから、私たち教職員は、総力を上げて、お子さまの教育に邁進する所存です。三年後、社会で活躍できる人財、財は財産の財です。社会を支える財産として、巣立って行っていただけるよう全力で指導いたします。しかし、教育は学校だけで十分にできるものではありません。保護者・学校の両者が協力し、初めて教育効果をより高めることができます。また、社会で通用する人材を育てるため、「駄目なものはダメ」という時には厳しい指導となります。学校の方針をぜひご理解いただき、格別のご協力をお願い申し上げます。中でも特にお願いしたいのが、基本的な日々の生活の習慣の確立です。「早寝、早起き、朝ご飯」はもちろん、保護者の皆様との生活がとても大切です。保護者の皆様におかれましては、学校での様子なども含め、お子様との会話を大切にして、その成長を温かく見守っていただくことをお願いいたします。

 本日より、大切なお子様をお預かりします。
 
 終わりに、新たな決意を抱いて、高校生活に踏み出す新入生の皆さんの3年間が、実り多いものとなることを願って、式辞といたします。

 平成28年4月8日
     埼玉県立蓮田松韻高等学校長 久田 晴實

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平成28年度1学期始業式校長講話

平成28年4月8日
〈1学期始業式あいさつ〉 
  改めまして、皆さん、おはようございます。
  今年の桜は、いつもより長く楽しめました。本日はまさに春爛漫という言葉のぴったりの日です。春は生き物の全てが生気に溢れ、心をときめかせてくれます。みなさんとともに、新学期の始まりの日を迎えることができました。大変うれしいことだと思います。
 さて、先生方のご指導のもと、みなさんのおかげで、休業中、大きな事件、事故がなかったことを、まず嬉しく思います。ただ部活動の中での怪我が一件ありました。少し回復まで時間がかかるようです。お大事にしてください。休業中も、生徒のみなさんの頑張る姿をグランドや体育館で目にしました。今年一年をしっかりスタートした方が多いと思います。いよいよ今日から新学年、新学期です。皆さんは、それぞれ2年次生・3年次生に進級し、午後には240名の新入生を迎えて、蓮田松韻高校7年目の平成28年度第1学期が始まります。本年もがんばってください。よろしくお願いいたします。
平成28年度の始まりに当たり、2つ話をします。
 一つ目です。昨年度3学期の末に皆さんに「伝統は君たちが引き継げ。」という話をしました。その続きです。すでに、皆さん一人ひとりが、蓮田松韻高校の伝統と校風を創って行くという気概を持っていてくれると思います。ですが、さて伝統ってなんでしょう。改めて聞かれるといろいろの答えがありそうです。答えの一つとなりそうな例があります。紹介します。
 それは、3月25日の本校の近くにある株式会社東光高岳という大きな会社を見学した折の話です。この会社は様々なものを作っています。ちなみにこの字で「たかおか」と読むそうです。電柱の上に襞のたくさんついたグレーの大きな箱や円筒形のものが乗っています。また電車の上によく見ると螺旋状の不思議な形のものが乗っています。これらの器具は変電設備です。この変電施設で日本でも大きなシェアを持つのがこの会社です。また、最近話題の各家庭に入るスマートメーターというオンライン型の家庭の利用電気量を図るメーターも作っています。また電気自動車の充電スタンドの多くはこの会社で作っています。たいへんな優良企業であり、社員のみなさんは、社会のインフラの大事な一部分を荷なっているという責任感と自負を持って仕事をされている会社です。ちなみに蓮田の事業所長様には本校の学校評議員も長くお願いしています。
 この会社から、ぜひ見学してくださいというお誘いがあり進路主事の先生と行ってきました。
 驚いたのが、この東光高岳では、蓮田松韻になる前の蓮田高校時代の卒業生が沢山働いているということです。所長さんのお話では蓮田高校出身の方は皆さんたいへんまじめに働いているとのことです。そして、ぜひ新年度の求人では、製造なので合う、合わないということもあるかもしれないので生徒さんに見に来てもらって、入社をしてもらえればとのことでした。
 わたしは、これも伝統だと思います。本校の前身である蓮田高校出身のみなさんが一生懸命働いている。学校評議員でお見えの所長さんが皆さんの普段のしっかりとした様子を見て求人を再開してくれる。
 ぜひ伝統を引き継いでいってください。
 蓮田市役所には昨年も卒業生が採用されました。やはり蓮田松韻になる前の蓮田高校時代の卒業生が市役所でも沢山の方が働いています。中には大変責任のある何人も部下のある方もあるのだそうです。蓮田松韻の評判は年々上がっています。それはOBの方のおかげや皆さんの努力が相まってのことです。3年生はいよいよ進路を決定して行きますが卒業後も「蓮田松韻」の卒業生として、就職の方は誇れる働きぶりを、進学の方は一生懸命の勉強ぶりを見せてください。そのようにして蓮田松韻は関係するみんなが誇れる学校となります。
              
 二つ目です。
 学校の授業、部活、行事等さらに良くしていってほしいということです。昨年1学期大変遅刻が減りました。しかし2学期になり失速しました。授業での取り組みが少し気を抜けているというアンケート結果が出ました。部活動の参加者がなかなか増えません。これらに共通するのは、学校から気持ちが離れがちだということでしょうか。私は皆さんはまだまだできると思うし、とても素晴らしいところが多いと思っています。新校開校して7年目になります。蓮田松韻という名前での卒業生は昨年でまだ4回です。今の学校の様子は奇跡です。私は「松韻の奇跡」と名付けいろいろな場所で松韻の生徒は素晴らしい、先生方は素晴らしい、体育祭や文化祭はすごいですよと言っています。ですが、まだまだ、もっともっとみなさんはできる。蓮田松韻にもっともっと関わり、充実した毎日を過ごしてください。つまらないという前に、学校の授業、部活、行事等に思いきりかかわり活動してください。
 最後に交通安全と社会的なマナーについて少し触れます。自転車での通学が多い本校です。「とっても蓮田松韻の生徒は素晴らしい。」というお褒めの言葉を戴くことも多いのですが、交通安全と社会的なマナーなどが守れないとせっかく高めた学校の評判を下げることになります。交通安全と社会的なマナーぜひ守ってください。
 皆さんの自覚と努力により、ルールやマナーが当たり前に守られる学校になってほしい、蓮田松韻高等学校にかかわるすべての人が誇れる学校になっていってほしいと思います。                           
 以上で始業式のあいさつとします。                    

 平成28年4月8日
         埼玉県立蓮田松韻高等学校長 久田 晴實

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